2015/01/12

制作裏話:はじめての加賀ゆびぬき

昨年のいまごろ、拙著「はじめての加賀ゆびぬき」(誠文堂新光社)の撮影してました。

1冊目のNHK出版のときも撮影に立ち合わせていただいたのですが、今回も撮影スタジオまで行って、3日間ずっと立ち会わせていただきました。
こちらの写真に写っているのは、カメラマンさんと話している編集さんです。


朝集合すると、夜9時ごろに解散するまで昼ごはんすら1歩も出ないという完全缶詰スケジュールでした。幸い、私はスタジオの窓から見えるくらい近いホテルにしたのでよかったですが、撮影後もカメラマンさんや編集さんが仕上がりをチェックしているのには恐れ入りました。
本を作るというのは体力のいるお仕事なんですね。

撮影に使った小物などは、編集さんが入念に準備してくださっていたものです。
ごく一部、私の持っていった手ぬぐいなども使われています。
私が手に持ってるのを見かけたら「あれだな」とにやりとしてください。

プロの撮影は、私たち素人とはぜんぜん違いますね!
なんでもそうですが、普段は見られないプロのお仕事を間近に見ることが出来るのは、とっても楽しくて刺激的でした。

撮影のあとは晩ご飯をコンビニで買ってホテルで食べてました。お弁当にさらにおでんも買ったら、店員さんが何も言わずにおはしを2膳つけてくれたのは良い思い出です。(ひとりで食べました)

昨年の私の手帳を見ると、作る予定のゆびぬきの個数分シールに番号を書き込んだものが、ひとつ、またひとつと手帳の日付欄に貼り込んであります。年末年始の店が休みの時は、棚卸をしたり店の改装計画を詰めたりと1月2日くらいからなにやら予定がたくさん書き込まれています。どうやって乗り切ったのかもう、思い出せません。

撮影日程をすべて終わって大阪滞在最後の日は海遊館に行きました。
久しぶりの水族館はとても楽しかったです。
また行きたいな~


その後「なる早で原稿くださいね」とにっこり編集さんに言われて連日製図をもりもり書いたり、その後の校正で深夜に何度もメールをやりとりすることになるのです。

いろいろあって制作用の日程をかなり待ってもらったのが原因なのですけど。

本を作るというのは本当に体力のいるお仕事なんですね。