先日の寄り道針仕事の続きです。
画鋲で図案をハガキなどの用紙に写し取ったら、針と糸で穴から穴へ糸をわたしていきます。
同じ穴の配置でも、糸をわたす順番が違うと模様が変わってしまいます。
できあがるとこんな感じ。
大小とサイズを変えて並べてみました。
これはストリング・アート string art と呼ばれているらしいのですが、日本での呼び名はよく分かりません。点と点の間に、糸や紐、ワイヤーを張ることで図案を作っていきます。
図案は幾何学的な抽象的なものや、動植物や文字など具体的なもの、なんでもありです。
私の好みは抽象柄のほうです。
→Wikipediaでのstring artの解説を見る(英語)
紙に針で糸をかがっていくのは紙刺繍の仲間なんでしょうね。
木の板などに釘などのピンを打って、紐やワイヤーをわたすのは、もっと工作寄りな感じです。
今回はAgotaさんのサイトに公開されている図案を使って作ってみました。
図案をたくさん扱っている、stringartfun というサイトもあります。
図案販売サイトですが、作り方の紹介や、無料のパターンも公開されています。
こつこつやっているうちに綺麗な模様になる・・・というあたりがゆびぬきの楽しさと共通するように感じるところもあり。どこかに日本語で図案集など出ていないかと探しています。
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加賀ゆびぬきの会では、金沢の教室の人たちで新年会をしています。
毎回なにか作ったりしているのですが、今回は(作らずに)stringartの紹介だけさせてもらいました。手作りに詳しいみなさんから、なにか情報が集まるといいな~
2015/01/23
寄り道針仕事
ネットサーフィンをしていて見つけたもので、去年から時々楽しんでいるものがあります。
日本ではなんて呼ばれているのか良く分からないのですが。
これは、webで見つけた図案を写しているところ。
2015/01/13
消しておきます
今日はお店はお休みでしたが、雑誌の取材がありました。
製作工程を撮影する、という予定で準備していたのですが、ひとつ問題が発生しました。
数日前から左手親指のさかむけが悪化して、出血するやら痛くて力入らないやらひどい状態になってしまったのです。
スタート時にバンソーコをつけて「こんな状態なんですけど」とお見せしたら「あ、消しておきます」とさらりとお返事いただきました。
デジタル時代だと、そんなこともさらりと出来てしまうようです。
現代に生まれてよかった。
製作工程を撮影する、という予定で準備していたのですが、ひとつ問題が発生しました。
数日前から左手親指のさかむけが悪化して、出血するやら痛くて力入らないやらひどい状態になってしまったのです。
スタート時にバンソーコをつけて「こんな状態なんですけど」とお見せしたら「あ、消しておきます」とさらりとお返事いただきました。
デジタル時代だと、そんなこともさらりと出来てしまうようです。
現代に生まれてよかった。
2015/01/12
制作裏話:はじめての加賀ゆびぬき
昨年のいまごろ、拙著「はじめての加賀ゆびぬき」(誠文堂新光社)の撮影してました。
1冊目のNHK出版のときも撮影に立ち合わせていただいたのですが、今回も撮影スタジオまで行って、3日間ずっと立ち会わせていただきました。
こちらの写真に写っているのは、カメラマンさんと話している編集さんです。
撮影に使った小物などは、編集さんが入念に準備してくださっていたものです。
ごく一部、私の持っていった手ぬぐいなども使われています。
私が手に持ってるのを見かけたら「あれだな」とにやりとしてください。
プロの撮影は、私たち素人とはぜんぜん違いますね!
なんでもそうですが、普段は見られないプロのお仕事を間近に見ることが出来るのは、とっても楽しくて刺激的でした。
撮影のあとは晩ご飯をコンビニで買ってホテルで食べてました。お弁当にさらにおでんも買ったら、店員さんが何も言わずにおはしを2膳つけてくれたのは良い思い出です。(ひとりで食べました)
昨年の私の手帳を見ると、作る予定のゆびぬきの個数分シールに番号を書き込んだものが、ひとつ、またひとつと手帳の日付欄に貼り込んであります。年末年始の店が休みの時は、棚卸をしたり店の改装計画を詰めたりと1月2日くらいからなにやら予定がたくさん書き込まれています。どうやって乗り切ったのかもう、思い出せません。
撮影日程をすべて終わって大阪滞在最後の日は海遊館に行きました。
久しぶりの水族館はとても楽しかったです。
また行きたいな~
1冊目のNHK出版のときも撮影に立ち合わせていただいたのですが、今回も撮影スタジオまで行って、3日間ずっと立ち会わせていただきました。
こちらの写真に写っているのは、カメラマンさんと話している編集さんです。
朝集合すると、夜9時ごろに解散するまで昼ごはんすら1歩も出ないという完全缶詰スケジュールでした。幸い、私はスタジオの窓から見えるくらい近いホテルにしたのでよかったですが、撮影後もカメラマンさんや編集さんが仕上がりをチェックしているのには恐れ入りました。
本を作るというのは体力のいるお仕事なんですね。撮影に使った小物などは、編集さんが入念に準備してくださっていたものです。
ごく一部、私の持っていった手ぬぐいなども使われています。
私が手に持ってるのを見かけたら「あれだな」とにやりとしてください。
プロの撮影は、私たち素人とはぜんぜん違いますね!
なんでもそうですが、普段は見られないプロのお仕事を間近に見ることが出来るのは、とっても楽しくて刺激的でした。
撮影のあとは晩ご飯をコンビニで買ってホテルで食べてました。お弁当にさらにおでんも買ったら、店員さんが何も言わずにおはしを2膳つけてくれたのは良い思い出です。(ひとりで食べました)
昨年の私の手帳を見ると、作る予定のゆびぬきの個数分シールに番号を書き込んだものが、ひとつ、またひとつと手帳の日付欄に貼り込んであります。年末年始の店が休みの時は、棚卸をしたり店の改装計画を詰めたりと1月2日くらいからなにやら予定がたくさん書き込まれています。どうやって乗り切ったのかもう、思い出せません。
撮影日程をすべて終わって大阪滞在最後の日は海遊館に行きました。
久しぶりの水族館はとても楽しかったです。
また行きたいな~
その後「なる早で原稿くださいね」とにっこり編集さんに言われて連日製図をもりもり書いたり、その後の校正で深夜に何度もメールをやりとりすることになるのです。
いろいろあって制作用の日程をかなり待ってもらったのが原因なのですけど。
本を作るというのは本当に体力のいるお仕事なんですね。
2015/01/11
2015/01/07
雪の日の傘を眺めつつ作るゆびぬき
年末年始にかけて北陸は雪が降っていました。
全国的にあちこち雪だったようで、TVニュースでもまずは雪の情報から、という日が多かったですね。
雪国に済んでいると、雪が降ると世界があっという間にモノクロの世界になってしまいます。
特に北陸は、空まで灰色なので、色のついたものがとても目立ちます。
窓から外をのぞくと、雪の中を歩く人たちの手袋やマフラーの色彩がとても鮮やかで印象的でした。その印象で、ゆびぬきの色を選んで作ってみました。
絹糸の箱の中から、主役になるはっきりとした色を4つ選びます。
そして、モノクロの世界ではありますが、暗くなり過ぎないように薄いやわらかい色を4つ。
順番を気にしながら並べてバランスを見ます。
模様を決めて作り始めます。まずは、濃い4色から。
濃い部分の分量は、計算で7本ほどに設定しました。
淡い色をかがり、最後に白を入れておしまい。
雪の雰囲気なら、濃い部分はもう少し小さくても良かったかもしれませんね。
可愛らしくなったので、よしとします。
2015/01/02
はつしごと
年の初めの針仕事、ということで7色のうろこ模様を作ることにしました。
ほんとうは元日は針を持たないほうが良いのかもしれませんが、気にしないことにします。
昨年のうちに、新しいレンズをお取り寄せしてたのが届いたので、早速ためし撮りも兼ねて写してみることにします。
ちなみに買ったのは、60mmマクロレンズです。いろいろ調べているうちにレンズ沼にはまりそうになりましたが、ひねらずメーカー純正で購入しました。
まずは、色選びから。
箱にずらりと並べた絹糸と、作りためてあった土台から春らしい色合いを選びます。
濃淡がはっきりしたものが好きですが、今回はあまりコントラスをつけずふんわりした色合いにしました。
2015/01/01
あけましておめでとうございます
旧年中はたいへんお世話になりました。
今年もよろしくお願いします。
今年はいくつ、加賀ゆびぬきを作れるでしょうか。
そして、どれだけの人にお会いできるでしょうか?
楽しいこと、新しいことにどれだけめぐり合えるでしょうか?
ことしは、加賀ゆびぬきにこだわらず、いろいろなところへ行き、見聞を広めたいと思っております。
どうぞよろしくお願いします。
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