ゆびぬきを作るとひとまず撮影することにしていますが、あちこち道具を持ち歩いてちょこちょこ作業しているので、完成したときに撮影グッズが手元にあるとは限りません。最近では、あとでまとめて撮ろう、と思っているうちに撮りそびれているものもちらほらあります。
そんなわけで、携帯サイズの撮影ボックスというのが欲しいとずっと思っていました。
以前なんとなく卓上撮影グッズでも手作りしてましたが、その後もう少し小さくてセッティングも簡単な市販品を入手したりしておりました。
それでも、やっぱり常時持ち歩くには大きかったのですが、このたび「撮影ボックス・自作」などで検索したみなさまの作例を参考に「たたむとA4サイズファイルに収納できる」ものを試作してみました。
加賀ゆびぬきは小さいので、撮影ボックスも小さくて良いのですが、B5サイズだと小さすぎると思います。ここはやはりA4で。
(サイズを決める時は、カメラをのぞいてどこまで写るか確認したら良いです。特に後ろがどこまで入るか確認しましょう)
試作なので適当に部屋に余っていたボール紙で作っています。
本体:A4サイズボール紙3枚←いつか半透明素材で作り直すつもり
天板:和紙風の半透明塩ビ
バックスクリーン:A4サイズの紙。
これをテープとゼムクリップで組み立てます。
セッティングが楽になる様に、手前の開口部の高さを広くとりました。
こんなかんじです。設置面積は21×21cm。
黄色いのは3Mのマスキングテープです。
このあと、もっと丈夫な白のパーマセルテープに貼りなおしします。
バックスクリーンはクリップで留めてあります。簡単な作りです。
真上から卓上ライト1灯で撮影するとこんな感じになります。
影が柔らかになって良い感じです。満足。
それでは、たたんでおしまい。
2015/12/08
今年の制作はいくつ?
今日の午前中は、作りかけのものをほったらかして今年作った加賀ゆびぬきの写真を眺めていました。どうやらいくつか撮りそびれているようですが、PCに取り込んだものを数えると今年の目標数にはどうやら少し足りないようです。
がっかり。
夜になって、気を取り直してうろこ模様を完成させ、写真を撮り、カメラの中の写真を見てみると、まだPCに取り込んでいないゆびぬきが10個くらい写っていました。
となるとだいたい目標にしている個数に届きそうです。
亡くなった祖母(小出つや子)は、カレンダーに自分が作った作品の数を書き込んでいました。
新年になるたびに、1からはじまるのです。
そして、12月になり1年を終えると、その年の成果を確認するのです。
北陸新幹線が開業して思った以上に忙しくなった1年でしたが、その分たくさんの人に毬屋の仕事を手伝っていただきました。それでなくては、まったく制作時間が取れなかったと思います。
本当にありがたいことです。
今年もあと少し。
あといくつ作れるでしょうか。
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