気分転換に、綺麗な本を眺めるのはいいものです。
暑くて弱っているので、文章を読んだりする元気はありませんので、写真や絵画の本がいいのです。
走査型電子顕微鏡でいろんな生物のいろんな部位を撮影した、鑑賞のための写真集です。モノクロ画像に着彩しているので、好みは分かれるでしょうが私は平気でした。
蝶の鱗粉が花びらのように並んでいる様子や、珪藻や放散虫の中にある近代建築みたいな複雑で規則的な構造が大写しになっています。
(ちなみに、猫のひげは顕微鏡よりも肉眼で見ているほうが素敵でした。 )
(ちなみに、猫のひげは顕微鏡よりも肉眼で見ているほうが素敵でした。 )
高校生のとき、文化祭で生物部(?だったかな?)の展示でノミの電子顕微鏡写真が飾ってあり、メカニックで複雑な造形にカッコイイ!!と衝撃を受けたことを思い出しました。
以来、メタル素材の生き物オブジェも好きです。
ナノ・スケール 生物の世界 (リチャード・ジョーンズ著 / 河出書房新社 / 2010年)