2016/01/03

1枚の布で作るリバーシブルあずま袋の作り方

新年の針仕事、みなさんはいつから始めるでしょうか。
昔は新年といえば、かまどの火も入れずに静かに過ごすものだったようですね。
私はまったくお構いなしに食べたり針を持ったりして過ごしています。

私は年越しの時には、愛用の糸切りバサミのメンテナンスをしていました。
先端が少し曲がっていたのを、サンドペーパー(耐水)でちょいちょい、と削ってみたのです。ずいぶん使いやすくなりました。

去年は例年どおりのペースでゆびぬきを作ったのですが、その他の寄り道的なもの作りはほとんど出来ませんでした。昔はあいまにバッグ作ったりしていたのですが、なぜそんな時間やパワーがあったのか不思議なくらいです。

そんなわけで、年末年始の休業日を利用して、寄り道針仕事をいくつかまとめてやってみました。針山を新調したり、ポーチ作ったり。ポットカバーとかティッシュカバーとか。
(そのため、いろいろなことを棚上げしております・・・)

ひとえのあずま袋を作ったら、リバーシブルのあずま袋もどうしても作りたくなって作ってしまいました。あずま袋、便利ですよね。私はスーパーに買い物に行く時に、レジかごサイズのあずま袋を持って行っています。物が入っていないときはとにかくコンパクトなので、とっても便利ですよ。


リバーシブルのあずま袋は、内外で同じものを二つ作って重ねるのが定番の作り方らしいのですが、4年くらい前にあずま袋のマイブームがあったときに1枚の布から作る方法を2パターンほど考えたので、その方法で作ってます。

考えたと言っても同じこと考える人たくさんいると思いますが、パズルが解けたみたいで嬉しかったのです。以下にひとつ、作り方もご紹介しておきますね。1と2は順番入れ替えても問題ないと思います。もう少し、洗練した手順にならないか時々考え中。



図の中で、布の上半分が表、下半分が内側になります。

1枚布ではなく、2枚をはぎ合わせて柄を楽しみたいときは、どこではぎ合わせるかによって少し手順が変わります。袋に縫う部分と布を継ぐ部分とで、縫い目が重ならなければ基本どおりで変更なし。

リバーシブルで柄違いにしたい時は、Aの縫い目に重なってしまうので、工程1の縫い方を変更します。(細かい説明は省略します)


布は薄いものを使わないと、縛るときにごわごわします。
薄くて丈夫な布でどうぞ。