おっとがプラハ(チェコ)に行きたい!と以前から言っていたものを実現したのです。でもまずは私の希望でドイツにあるゆびぬき博物館を目指します。
出発までのゴタゴタはこちら→ドイツ・チェコ旅行に行ってきました 1
トラブルのため急遽フランクフルト空港の側で一泊することになりましたが、ゆびぬき博物館へ行ける日はその日1日しかありません。このためにドイツに寄り道しているのです。
当初の予定では、ゆびぬき博物館のあるクレクリンゲンCreglingenへは、ローテンブルグ(前日泊まるはずだった)からのバスで往復するつもりでしたが、行きのバスは11:55の1本のみ。どう考えても間に合わないので予定変更です。
代理店の担当さんと相談の上、新しく列車などを調べなおしてもらいました。
朝8:35分の列車に乗り込んでとにかく目的地を目指します。
フランクフルト→ヴュルツブルグ→シュタイナッハと2本の列車を乗りついで、そのあとはタクシーでローテンブルグの宿経由でクレクリンゲンを目指します。
午後になって到着したクレクリンゲンはとてもこじんまりとした、でもとても綺麗な町でした。
起伏のある美しい町並。歩いているだけでときめきます。
こんな坂道もなかなか素敵。
ゆびぬき博物館は町中を通り抜けて、町のちょっとはずれたところにあります。
だんだん家が少なくなって見通しがどんどんよくなっていきます。お天気もよく散歩日和でした。
やがてゆびぬきの形をしたゆびぬき博物館の看板が見えてきます。
ロマンチック街道沿いなので、各国からのお客様がたくさん来るのでしょう。日本語の案内もありました。
たてもののあちこちにゆびぬきがちりばめられています。分かりやすくてありがたいです。
中には日本語のパンフも用意してありました。
日本人たくさん来ているんだな~と実感します。でも日本語は通じませんので念のため。
訪問することをあらかじめメールしておいたので、「日本から来ました~」と名乗るととても親切に対応していただきました。Greifさんご夫婦で運営されていて、館長は奥さま。ご主人が英語担当&ゆびぬき制作(アクセサリーも作ってます)しています。
私からはお土産に自作の加賀ゆびぬきと著書、加賀ゆびぬきのことを紹介した読売新聞さんの英字新聞(2015年6月11日)「The Japan News」のコピーを持参しました。とても喜んでいただきました。
3人でならんで記念撮影してもらいました。
開館はお父様の代から。
ワンフロアの館内には所狭しとコレクターがよだれをたらしそうなゆびぬきがたくさん並んでいます。
ゆびぬきの作り方や制作工程の展示もありとても興味深かったです。
ご主人からは自作のゆびぬきや、コレクションの中でも面白そうなもの(百武彗星の地球接近騒ぎを図案化したものなど)について説明していただきました。ご自作のゆびぬきはアメリカのTCI(シンブル・コレクター・インターナショナル)で1988年に受賞したと言っていたようです。(つたない英会話なのでかなりあやしいです。ごめんなさい)
図版多数のすてきな本を2冊入手しました!
左はゆびぬきについて調査研究したものをまとめたお父様の著書。
右は美しいお針道具についての本です。どちらも英語・・・ドイツ語よりは読めそう??とにかく眼福なのは間違いなし。
帰りに、Greifさんから各国の言葉で「ありがとう」と書かれたシンブルをお土産にいただきました。
とても嬉しかったです。ありがとうございます。
古い町には猫が似合います。ドイツでも猫は可愛かったです。
ひとまず今日はここまで。
旅のメモ
・ゆびぬき博物館 ←日本語ページは右上の国旗マークをクリックしましょう