2011/12/28

雪の白川郷に行ってきました

東京から結の会の石井さんが遊びに来ました。ちょうど毬屋の年内の営業が終わっていたので、私も1日空けて白川郷まで行ってきました。岐阜県の白川郷と石川県の金沢は、車で1時間くらいの距離なのです。高速道路を使って、富山経由で行きます。

 
冬の白川郷は、あまり人もいなくて、雪が真っ白のふかふかで綺麗でした!民家園の中も、説明やビデオがあったり、お茶を振舞ってくれたりして面白かったです。

あんなに雪が深いのに、室内と外は障子1枚しかないんですね。「昔は明かりといえば外の明かりを取り込むことが重要なので障子なんですよ」と説明してくれた女性が言っていました。


家の仏壇の前にかごが置いてあって、観光客がお賽銭?のように小銭を入れていくようなのですが、さすが世界遺産。日本だけでなく、アメリカドルやアラビア語の書かれた紙幣も入っていました。
 
 囲炉裏の上は色々なものをいぶして乾かす場所です。お正月前の現在、干し柿が下がっていたのが美味しそうでした。
お正月の飾りつけもしてました。松の枝がまるで壁から生えてるみたいに飾るのです。縁起の良い鯛や繭玉をぶら下げて、枝にお餅を沢山くっつけるのだそうです。初めて見ました。何かの撮影中だったようですが、便乗して撮らせていただきました。

大きな合掌作りの民家の中二階などには、1年分の味噌などを収納する場所があって、大きな樽が並んでいました。昔はいろいろなものを1年分まとめて作ったり保存したりしたんでしょうね。大きな家だと量もすごそうです。


囲炉裏にかけてある鍋も巨大なものを何回も見ました。大家族だと我が家とはなにもかもスケールが違います。

夕方、日が沈んでくると急に気温が下がってきました。年末の今は4時ごろには店を閉めてしまうところが多かったです。買おうと思っていたもの、いくつか買い逃しました。

雪の白川郷、なかなか楽しかったです。

毬屋はお休みしてますが、年末はこれから棚卸しと新年の準備をしなければいけません。今年もあと数日、無事年を越せるように、もうひと頑張りです。